数十年前、ロッキング・オンとかよいこの歌謡曲といった同人誌に毛の生えた雑誌があった。広義ではぷがじゃとかもそこに入れていいかもしれない(ロッキング・オンはまだあるのかな)活字文化がまだ華やかな時代。その中でも先に上げた雑誌は決して本流でなく普通の本屋には置いてない、いわゆるサブカルチャーだった。サブカルとかいうオシャレっぽい意味を持つ前の本当の非主流の意味での「サブ」。もちろん北島の御大ややらないか的なさぶでは決してない。
ロッキング・オンでは予算とコネクションの問題でたまに大物ロックスターの架空インタビューって記事があった。曖昧な記憶なので違ってたらごめん。
それをパクリリスペクトし、わいもオサカナちゃん架空インタビューをしてみたいと思う。架空だよ!いいね!!いちヲタクがインタビューなんかできるわけないやん!!!
sora tob sakana架空インタビュー
「LAST LIVE UNTIEを終えて」
聞き手 ぱんけーきえいじ(以下ぱ)
・ラストライブUNTIEは最高のsora tob sakanaを見せられたと思います
ぱ「まずはオサカナのみなさん。4時間半に渡る壮大なライブお疲れ様でした」
神﨑風花(以下風)「ありがとうございます」
寺口夏花(以下夏)「つかれたぁぁ⤵」
山崎愛(以下愛)「・・・」(無言でサムズアップ)
ぱ「わたしも見せていただきましたが他のグループではなしえなかったアイドルの枠にとどまらない最長不倒距離を超えて視覚的も音楽的にもオサカナの最高到達点でしたね」
愛「サ・いちょーふ…?」
夏「ほらあれだよ。スキージャンプペアで使うすっごく遠くまで飛ぶK点超えとかいうやつ」
ぱ「そこはただの『スキージャンプ』でいいです。ペアだと甥っ子が出てきてややこしくなりますから」
夏「違ったっけ?」
(確認のためスキージャンプペアを見せる)
www.youtube.com風「えっ?なんですかこのアニメ。胸キュンですね」
ぱ「いえ、これで胸キュンされるとヤバいです。お願いですからしないでください。話を戻しましょう。12月に予定されているブルーレイやDVDで初めて見る方や改めて見る方も多いと思います。また推しカメラ映像なんかもありますよね。ここを注目して見てほしいってところありますか」
愛「まだ見てないからわからないです」
風「そりゃそうだけど(笑)見てほしいのは全部です。バンドの皆さんもスタッフの皆さんも私達がやりたいことほとんどすべて取り入れてくれて」
夏「でもリハは大変だったねー。あ、最後の定期公演途中で抜けてすいませんでした。ラストライブはケガなく健康にやりきれてホッとしてます」
愛「あ、そうだ!見て欲しいのは三人がそれぞれオサカナのゴンドラに乗って会場を遊泳するシーンです」
風「わたしがくじらで」
愛「わたしがマグロ」
夏「わたしはタコ!」
愛「でもわたしのところはアップは見ないでできるだけ引きの画見てください。ニキビの調子がよくなかったので。メイクでごまかしてるけど」
(そこにオサカナバンドKey.森谷さん登場)
森谷「ヤバかったでしょ!オサカナちゃんたち!!後ろで見てて鳥肌立ちまくりで最後は羽毛まで生えてきました。とくにlightpoolの愛ちゃんの『流れても』のてぇって伸ばすところあるじゃないですか、あそことか秘密の「ほんとは」ってなっちゃんのスタッカートして軽く上半身倒すとことか悶絶もんですし、『まぶしい』のふうちゃんはまぶしいぃーから振りに入る瞬間の静と動、表情も含めて現代に蘇った観阿弥世阿弥ですよ。Silverの『半径2メートルの視界』でここ愛ちゃんパートなんですけどステップ踏みながら口ずさんでるですよね、その横顔も・・・」(ここまで早口で息継ぎなしに)
ぱ「ちょ。森谷さん、落ち着いてください」
森「あ、喋りすぎましたか。じゃあ戻ります」
(ここで寺口さんが神﨑さんになにか耳打ちして二人で笑いだした)
ぱ「なんですか。なにかおかしいことがありましたか?」
風「寺口が(笑)照井さんの」
愛「えっ、なになに?」
夏「あの髪型さあ」
愛「あっ!わたしも思った。ラストライブなのに」
ぱ「ああ、あの正面から見るとまだマッシュだけど横から見るとモンチッチにしか見えないやつですか」
3人「そう、それー」(笑いが止まらない3人)
愛「じゃあ、ブルーレイの見どころは照井さんの髪型ということで!」
・sora tob sakanaは時代を超えて愛されている
ぱ「さてここでは6年間の中で一番印象に残っていることを教えてください」
夏「えーっと、ライブでも言ったけどラジオできたっていうのが一番かな。え、それ以外ですか?うーん(しばし考え込む)特に思いつかないです」
愛「ライブのときは頭真っ白になって言えなかったんですけどやっぱり遠征でおいしいもの食べたことですね。福岡のラーメン尽くしと名古屋の味噌カツはほんとおいしかったです。あ、なんだっけ大阪のお好み焼きにうどん入ってるやつ?」
ぱ「うどんじゃなくそばですかね。モダン焼きですか?」
愛「そう!それ。あれもおいしかった!」
風「わたし、ちょっと長くなるけどいいですか。活動にあんまり関係なくて申し訳ないんですけど。これ多分まだ誰にも話してないはず。フェスで2年前に奈良行ったんですよ」
ぱ「あの伝説のミナーラフェスですね(笑)」
timsogo.com風「そうです(笑)その時玲とマネージャーさんとで春日大社行ったんですけど、そのとき藤原不比等さんに会ったんです。10分くらいですけどその当時の貴族の生活とか教えてくれて、あれで日本の歴史とかすごく興味湧いて大学で勉強したいなって思ったんです」
夏「えー、その話初めて聞いた」
風「そうだよね。メンバーにも話してなかった。会ったのも玲たちがいないときだったし。古い人に会ったって言ったらおかしなやつって思われるかなって」
愛「いいんじゃない。風花らしくて」
風「らしい、の?わたしそういうキャラじゃないと思ってた(笑)」
(寺口、山崎顔を見合わせてそういうタイプだよねと頷きあう)
ぱ「さらっとすごい経験話してくれましたが本人が不比等って名乗ったんですか?」
風「はい。これ、そのあとがあって。半年後くらいのクレアートでの定期公演に来てくれたんですよ。あ、そのときはちゃんと普通の服着てました。チェキ一緒に撮ってくれて。春日大社で会ってからYOUTUBEで見てオサカナの音楽を気に入ったって言ってくれました。アルファルドがお気に入りだったのにセトリに入ってなくて残念って言ってました」
ぱ「そうだったんですか。ラストライブは会場かLVで見てくれてたらいいですね。しかし飛鳥時代にも通用するオサカナってやはりすごいですね」
愛「わたしもそんなふうに二次元から出てきてお話してくれないかなぁ。狗丸トウマくん。出てきて!いや待って。死ぬ。リアルで出てきてお話されたら死ぬ!無理!」
(このあたりで寺口寝落ちし始める)
以下後編へ(続かないかも)